【DEF VIDEO】隕石衝突、その破壊力

DEF VIDEO

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本記事は、YouTubeチャンネル「DEF VIDEO」の文字起こし記事となっております。
このチャンネルは、地球上の様々なものごとをテーマに動画を配信しており、とてもわかりやすくまとめられています。

今回ご紹介する動画は「隕石衝突、その破壊力」です。

ぜひ、最後までご覧ください。

隕石・小惑星落下の可能性

もし、直径30m程度の隕石が時速5万kmの速さで東京都に落下したとします。
衝突エネルギーは、広島原爆の300倍に相当する5Mt。
都心部に直撃すれば、数百万人が犠牲になると予想されます。

現在、地球に接近する可能性がある小惑星の数は、分かってるだけでも約16,000個存在します。
そのうち、いつか地球に衝突する可能性がある小惑星は1,800個もあります。
そして、そういった衝突リスクのある小惑星は、今も毎日5個以上のペースで発見されています。

すなわち、未発見の小惑星が地球に衝突することも十分起こりうるんです。

ロシア・チェリャビンスクに落下した未確認隕石

現に2013年2月15日、ロシアのチェリャビンスクで起きた隕石落下は、事前に発見されていない小惑星でした。

直径約17mの小惑星は、強い閃光を放ちながら、ロシアのチェリャビンスク上空で爆発。
大部分が燃焼し、湖に落下したため、幸いにも死者は出なかったものの、爆発の衝撃波によって4,400棟の建物が被害を受け、約1,500人の負傷者を出しました。

この隕石のエネルギーは、TNT換算で約500Ktと見積もられており、これは広島原爆の30倍以上のエネルギーに相当します。

直径約17m程度の小惑星でもすさまじい破壊力を持っているんです。

小惑星についてわかっていること

小惑星の多くは、火星と木星の間にある小惑星帯と呼ばれる場所にあります。

しかし、その中で通常の軌道から外れて地球に接近してくる小惑星が存在します。

地球に接近する大型の小惑星は比較的簡単に発見できるため、仮に衝突するとしてもその数十年前にはわかります。
しかし、直径30mほどの小惑星は小型でなおかつ大量にあるため、その存在を把握することがとても難しいです。

地球に接近する可能性がある小惑星のうち、直径1kmを超える大型の小惑星の軌道は、現在までに全体の90%以上が明らかになっています。

大きさ100m以上のものは約10%

30m前後の小型の小惑星に至っては、約1%程度しかまだ発見されていません。そして、その数は最低でも約100万個はあると言われています。

つまり、原爆の数百倍の威力を持つ小型の小惑星衝突は、予告なしに突然やってくるかもしれないです。

過去の小惑星衝突の事例

大規模な被害をもたらした小惑星衝突は、チェリャビンスク隕石の前にも起こっています。

1908年6月30日、シベリア・ツングースカ川上空で、直径約50mの小惑星が大爆発しました。


その威力は、広島原爆の300倍に相当するTNT換算5Mtと推測されています。

被害は、2,500km2にわたって約8,000万本の樹木がなぎ倒されました。
2,500km2という広さは、東京都の面積とほぼ同じ広さです。

人が住んでいない僻地だったので死者は出ませんでしたが、その衝撃波は1,000kmも離れた家の窓ガラスを割るほどの威力でした。

長い地球の歴史の中では、より大きな小惑星衝突は何度も起こっています。
世界中に点在するおよそ190個のクレーターがその証拠です。

アメリカ・アリゾナ州にあるバリンジャー・クレーターは、約5万年前の小惑星衝突でできたものです。

クレーターの直径は約1,500m深さは180mもあります。
当時は、衝突の衝撃で半径3kmの生物は死滅したと推測されています。

世界で最も大きなクレーターは、南アフリカにあるプレデフォート・ドームです。
このクレーターの大きさは、なんと直径約300kmにも及びます。

日本に置き換えると、クレーターがいかに大きいかがわかります。

プレデフォート・ドームは約20億年前直径12kmの巨大小惑星が衝突して生成されたと考えられています。

そして、メキシコのユカタン半島の海に残る、約6,550万年前にできたチクシュルーブ・クレーター

このクレーターは、恐竜を含むありとあらゆる多くの生物を絶滅させた小惑星衝突の痕跡です。

今から約6,550万年前、直径15kmの巨大小惑星が秒速20kmという速さで地球に衝突しました。
衝突時のエネルギーはTNT換算で約100兆t広島原子爆弾の約10億倍というすさまじい破壊力です。

衝突の衝撃で、マグニチュード11の地震が発生し、最大300mもの巨大津波が襲ったとされています。
そして、衝突地点から半径1,000km以内の生命は、ほぼ即死したと考えられています。
この衝突により地球環境は大打撃を被り、恐竜を含む地球生物のおよそ70%が絶滅しました。

過去の小惑星接近の事例

衝突すれば人類を絶滅させる威力を持つ直径10キロ以上の小惑星が衝突する頻度は1億年に1回
地球の気候に変動を与える直径1kmの小惑星の衝突は100万年に1回と推定されています。

現在までに軌道がわかっている小惑星に関しては、今後100年の間は地球に衝突する可能性はないとされています。
しかし、軌道が判明していない小惑星はまだ山のようにあるため、その中で地球に衝突する恐れのある小惑星があるかもしれません。

実際、小惑星は地球と過去に何度もニアミスをしています。

去年だけでも、直径650mの小惑星「2014 JO25」が4月に、9月には直径48kmもある小惑星「フローレンス」が地球に接近。


さらに翌10月には、地球と月の間のわずか約5万kmを「2012 TC4」が通過しました。

大々的に報道されたのはほんの一部で、去年1年間(2017年)で地球近くに接近した小惑星や彗星は、大小を含めて約800個近くもありました。
そしてその多くは、通過直前もしくは通過直後に発見されたものです。

2018年(動画公開時)も、現時点で約60個の小惑星が地球に接近通過する予定です。
そしてこれは今後さらに増えていく見込みです。

おわりに

地球は常に宇宙からやってくる脅威にさらされています。
今後地球に大規模な被害を及ぼす天体衝突は必ず起きると言われています。

昨今では、天体衝突は起こりうる自然災害として、衝突回避の方法などが世界中のさまざまな場所で議論されています。
そして、これは国の枠を超えた人類規模で考えていかなければならない問題として、国境を越えた協力と研究がこれから期待されます。

それではまた。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
それでは最後に、今回ご紹介した動画の内容を以下にまとめます。

  1. 未発見の小惑星が地球に衝突する可能性は十分起こりうる
    • 地球に接近する可能性がある:16,000個以上
    • 地球に衝突する可能性がある:1,800個
    • 衝突リスクのある小惑星の発見頻度:5個/日
  2. ロシア・チェリャビンスクに未確認隕石が落下
    • 直径約17mの小惑星がチェリャビンスク上空で爆発(2013.2.15)
    • 推定エネルギー:約500Kt(TNT換算、広島原爆の30倍以上)
    • 爆発の衝撃波により4,400棟の建物が被害を受け、負傷者は約1,500人
  3. 小惑星の存在は小型になるほど発見が困難になる
    • 直径1km以上の発見割合:90%以上
    • 直径100m以上の発見割合:約10%
    • 直径30m前後の発見割合:約1%(数にして最低約100万個)
  4. 小惑星衝突の事例は過去にも起こっている
    • 直径約50mの小惑星がシベリア・ツングースカ川上空で爆発(1908.6.30)
    • 推定エネルギー:約5Mt(広島原爆の300倍)
    • 衝撃波の到達距離:1,000km以上
    • 2,500km2にわたって、約8,000万本の樹木がなぎ倒された
  5. 地球には、小惑星衝突により生じたクレーターが約190個存在する
    • バリンジャー・クレーター(アメリカ)
      • 推定生成時期:約5万年前
      • 直径約1,500m、深さ180m
      • 衝突の衝撃で、半径の3kmの生物が死滅した可能性あり
    • プレデフォート・ドーム(南アフリカ)
      • 推定生成時期:約20億年前
      • 直径約300km(世界最大)
      • 直径12kmの巨大小惑星の衝突によるものと推測
    • チクシュルーブ・クレーター(メキシコ)
      • 推定生成時期:約6,550万年前
      • 直径15kmの小惑星の衝突によるものと推測
      • 衝突時の速さ:20km/秒
      • 衝突時の推定エネルギー:約100兆t(広島原爆の約10億倍)
      • 衝突時の衝撃でM11の地震と最大300mの津波が発生
      • 半径1,000km以内の生物はほぼ即死
      • 地球上の生物の約70%が絶滅(恐竜も含まれる)
  6. 小惑星接近の事例も過去に挙がっている
    • 直径10km以上の衝突頻度:1億年に1度
    • 直径1km以上の衝突頻度:100万年に1度
    • 2014 JO25(2017.4、直径:650m、通過距離:約180万km)
    • 3122 フローレンス(2017.9、直径:4.8km、通過距離:約700万km)
    • 2012 TC4(2017.10、直径:30m、通過距離:約5万km)

ここまで、記事を読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また別の記事でお会いしましょう!

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