【DEF VIDEO】万物の寿命

DEF VIDEO

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本記事は、YouTubeチャンネル「DEF VIDEO」の文字起こし記事となっております。
このチャンネルは、地球上の様々なものごとをテーマに動画を配信しており、とてもわかりやすくまとめられています。

今回ご紹介する動画は「万物の寿命」です。

ぜひ、最後までご覧ください。

はじめに

生きとし生けるものは、いつしか必ず死が訪れます。
しかし、不思議なことに、与えられた命の長さには、それぞれ違いがあります。
今回は、このように存在する、あらゆる生命の寿命をご紹介します。

生命の寿命:〜1年

日本全国の河川・渓流に生息する昆虫・カゲロウ
カゲロウの寿命は、幼虫の期間を入れると1年ほどで、そこまで短くはないのですが、成虫になってしまうと、わずか24時間しか生きることができません。
成虫は口が退化するため、エサを食べることができず、繁殖のためだけに残された時間を費やします。
そして、繁殖を終えると、そのはかない一生を終えます。

成虫になると7日間しか生きられないといわれるセミですが、実際はもっと長く生きています。
7日間の命というのは飼育下での話で、野外の場合1ヶ月から長くて2ヶ月生きるセミもいます。
セミは幼虫期間が非常に長く、3年から、種類によっては17年もあるので、昆虫界の中では、セミは短命ではなく長寿の部類に入ります。

家中を飛び回り、人を煩わしい気持ちにさせるの寿命もおよそ1ヶ月です。
蚊は長い針で人間を刺し血を吸いますが、実は血を吸うのはメスだけなんです。
蚊のメスは、自分の栄養ではなく産卵のためだけに、危険を冒してまで動物の血を吸います。
ちなみに、地球で人間を最も殺している動物は蚊です。
世界では蚊による感染症で毎年70万人もの人が亡くなっています。

そして驚くことに、私たちの体を守ってくれている皮膚は日々細胞分裂を繰り返し、およそ1ヶ月ですべて新たな皮膚に入れ替わっています。
古くなった皮膚は角質となって、やがて外に剥がれて落ちていきます。

皮膚を構成する細胞の数は1兆3,000億個といわれており、すべての皮膚を広げると、およそ畳1枚分に相当し、重さは3kgにもなります。

ヒトの体毛で特に寿命が短いのがまつ毛です。
個人差はありますが、まつ毛はだいたい3ヶ月から5ヶ月に1回のサイクルで完全に生え変わります。

髪の毛の場合、男性で約2年から5年、女性で4年から6年のサイクルで生え変わります。

生命の寿命:1〜10年

体が小さなネズミ科の動物は、哺乳類の中でも特に短命です。
中でもハツカネズミの寿命は短く、飼育下でおよそ1年から2年ほどの命です。
野生の場合は外敵が多いためにさらに寿命は短く、平均約4ヶ月程度の命と言われています。

今や人間の食生活で欠かせない食材である牛肉。
牛肉は世界中で食され、数多くの肉牛が飼育されていますが、実は本来の寿命は20年近くもあります。
しかし、肉用に飼育された牛はおよそ2年半で出荷され、その一生を終えます。

皮膚や体毛と同じく、人間の骨も一定のサイクルで新しい骨に入れ替わっています。
人間の骨は毎日新陳代謝を繰り返し、絶えず新しい骨と入れ替わっています。
年齢によって多少差はありますが、およそ3年で全身の骨が全く新しいものに作り替えられます。

日本で利用されているお札の平均的な寿命は、1万円札で4年から5年程度、頻繁に利用される千円札や5千円札の寿命は1年から2年程度です。
古くなったお札は、回収されて固形燃料やトイレットペーパーなどにもリサイクルされています。

生命の寿命:10〜100年

の寿命は、犬種によって異なりますが、平均で10年から15年ほどです。
犬の平均寿命は、30年前と比べておよそ2倍近くも伸びています。

そして、過去最も長く生きた犬は、2016年に亡くなったオーストラリアン・ケルピーという犬種の「マギー(Maggie)」です。
マギーは、オーストラリアで農場を経営するマクラーレン(Brian McLaren)さんのもとで育てられ、なんと亡くなった時の年齢は30歳でした。
これは、人間の年齢に換算すれば164歳という驚くべき長寿犬です。


猫の平均寿命は、家猫と野良猫では差がありますが、家で育てられた猫の平均寿命は12歳から15歳ほどです。

野良猫は病気やケガになりやすく、平均寿命は3年から5年ほどしかありません。家猫のおよそ3分の1の寿命です。

そして、過去世界で最も長く生きた猫は、2005年に亡くなった「クリームパフ(Creme Puff)」という名前が付けられた猫です。
クリームパフがなくなったときの年齢はなんと38歳人間の168歳に相当する超長寿猫です。
https://youtu.be/FH3NRh05F5Q?t=24

クリームパフは「過去世界で最も長く生きた猫」として、ギネス世界記録にも認定されています。

旅客機は、きちんと整備さえすれば、数十年使用することができます。
しかし、飛行機も年を重ねると整備にお金がかかるようになるため、一般的な旅客機の寿命はおよそ25年と言われています。

平安時代の日本人の平均寿命は、男性が33歳女性が27歳だったと推定されています。
これは記録の残っている貴族だけの記録なので、庶民の寿命はさらに短いと考えられています。
寿命が短かった原因は、結核・皮膚病などの病気や、栄養の偏りによる栄養失調が原因だと考えられています。
さらに、平均寿命が低い理由に、乳児死亡率が高かったということも挙げられます。
当時は、40歳を超えるとすでに老人扱いされたそうです。

野生のゴリラの平均寿命はおよそ35年チンパンジーカバサイの平均寿命は45年ほどです。

そして、陸上で生きる哺乳類で、人間に次いで長生きな動物はゾウです。
ゾウの寿命は、種類によって多少異なりますが、野生でおおよそ70年と言われています。

日本人の平均寿命は、2017年時点で男性81歳女性が87歳です。

そして、人類史上最も長生きをした人物は、1997年に亡くなった、フランス人女性のジャンヌ・カルマン(Jeanne-Louise Calment)さんです。
ジャンヌさんが亡くなった時の年齢はなんと122歳
確実な証拠がある中で、120歳の大還暦を超えた史上唯一の人物です。


生命の寿命:100〜1,000年

長寿の代名詞である亀。
その寿命は種類によって差がありますが、中でもゾウガメ類の寿命は長く、100歳を超える個体も多いことで知られています。

現在最高齢とみられている亀は、イギリス領セントヘレナ島に住むセーシェルセマルゾウガメの「ジョナサン(Jonathan)」です。
その年齢なんと186歳(動画公開時)。ジョナサンが生まれたのは西暦1832年と推測されており、これは日本の江戸時代から生きていることになります。
ジョナサンは、現時点で存命中の陸上動物の中で最も長く生きている動物です。


海で生きる哺乳類で最も長寿な動物は、北極圏に生息するホッキョククジラです。
その平均寿命は150年を超えると推測されており、これまで確認された中での最高齢のホッキョククジラの年齢は、推定211歳でした。

そして、地球上最も長寿な脊椎動物は、北大西洋に生息するニシオンデンザメです。
その平均寿命は、なんと400歳以上
もともと、このサメは長寿であると推測されていましたが、観測が難しく年齢や寿命など謎が多く残っていました。

しかし、2017年に最新の測定方法で28匹のニシオンデンザメを調べた結果、ニシオンデンザメの寿命が400年もあることがわかりました。
そしてそのうち1匹は、なんと1505年生まれの512歳だと判明。



500年前といえば、日本はまさに戦国時代
この512歳のサメは織田信長より30年早く生まれ、そこから現在に至るまでずっと生き続けているんです。
また、調査の中で、ニシオンデンザメは大人に成長するまでに150年もかかることがわかりました。
現在、地球上最も長く生きる脊椎動物はこのニシオンデンザメです。

生命の寿命:1,000年〜

長く生きる動物と比べても比較にならないほど長寿なものが多く存在するのが植物です。
特に、過酷な気象条件の中でも何千年と生きる植物の生命力は、人間の想像を超えるものです。

ナミビアとアンゴラの海岸沿いにのみ自生する裸子植物ウェルウィッチアは、1,000年以上生きることができます。
ウェルウィッチアは、2枚の葉を伸ばし続ける特異な形態を持つ植物で、日本では「キソウテンガイ」というその見た目通りの名前が付けられています。

画像では葉が何枚も生えてるように見えますが、これは葉が裂けてこう見えるもので、実際は、葉は2枚しかありません。
ウェルウィッチアの寿命がどのくらいあるのかははっきりわかっていませんが、現存する個体の中には2,000歳を超えるものもあると言われています。

泡のように盛り上がっている不思議な植物ヤレータも非常に長寿な植物です。
ヤレータは南米アンデス山脈の標高3,000m以上に自生するセリ科の植物で、パセリの仲間でもあります。
このモコモコとした緑の正体は、何千何万もの枝が集まったものです。
ヤレータは成長が非常に遅く、現存するヤレータの多くは、なんと3,000歳を超えていることがわかっています。
ヤレータは岩のように硬く、非常に燃えやすい性質のため、過去には燃料としても使用されていたそうです。

そして、現在世界最古の植物と言われているのは、スペインバレアレス諸島の海中に広がるポシドニア・オセアニカと呼ばれる海藻です。
このポシドニア・オセアニカは、代々クローンを作り生き長らえてきた植物で、その年齢は10万歳を超えています。
映像に映る海藻はすべて同一の遺伝子を持っており、その多くが10万年を超える株だということがわかっています。
ポシドニア・オセアニカは、地中海の海中約38,000km2に渡って自生しており、他の植物と同様、花を咲かせ光合成を行い、酸素を作り出します。
現在ポシドニア・オセアニカや家が自生する地中海域は、ユネスコの世界遺産に登録され保護されています。

そして、世界で最も寿命が長い生物はベニクラゲです。
このベニクラゲの寿命は無限です。つまり、不老不死ということになります。

ベニクラゲは、体長1cmにも満たない小さなクラゲで、温帯から熱帯の海域に生息し、日本の沿岸でも見ることができます。
普通のクラゲは、卵から幼生となった後、「ポリプ」という子ども時代を迎えます。
その後、ポリプの体がくびれて、花びらが重なったような形になり、これが切り離され、若いクラゲともあります。
そして、そこから大人のクラゲに成長し、子孫を残したら老いて死んでしまいます。
しかし、ベニクラゲの場合、老いてその後、ポリプの状態に若返りし、そこから再びクラゲへと成長を始めます。

この若返りを繰り返すことによって、理論上無限の命を持つことで、ベニクラゲは不老不死のクラゲと呼ばれています。
ベニクラゲの若返りのメカニズムはまだはっきりと解明されていませんが、実験の中でも10回の若返りを確認しており、不老不死は現実的に可能だと考えられています。

もちろん、不老不死の体を持っていても、他の生物に捕食されたり、環境の変化に対応できず、普通に死んでしまうこともあります。

とはいえ、ベニクラゲが不老不死の生物であることには間違いありません。

おわりに

地球上には、色や形・生き方も、人間とはまったく違う生物が数え切れないほど存在しています。
限りある命をどのように生きるのか。そのヒントは、私たちの知らない世界で生きる、多様な生命の生き方にあるかもしれません。

それではまた。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
それでは最後に、今回ご紹介した動画の内容を以下にまとめます。

  • 24時間:カゲロウ(成虫)
  • 1ヶ月:セミ(成虫)
  • 1ヶ月:蚊(成虫)
  • 1ヶ月:皮膚
  • 3〜5ヶ月:まつ毛
  • 1〜2年:ハツカネズミ(飼育下)
  • 1〜2年:千/五千円札
  • 2.5年:肉牛
  • 3年:人骨
  • 3〜5年:野良猫
  • 4〜5年:一万円札
  • 10〜15年:犬
  • 12〜15年:家猫
  • 25年:旅客機
  • 27歳:平安時代の女性平均寿命(貴族)
  • 30歳世界最高齢犬(マギー)
  • 33歳:平安時代の男性平均寿命(貴族)
  • 35年:ゴリラの平均寿命(野生)
  • 35年:チンパンジー・カバ・サイの平均寿命
  • 38歳世界最高齢猫(クリームパフ)
  • 70年:ゾウの平均寿命(野生)
  • 81歳:日本人の男性平均寿命(2017年時)
  • 87歳:日本人の女性平均寿命(2017年時)
  • 100年:ゾウガメの平均寿命
  • 122歳歴代最高齢人物(ジャンヌ・カルマン、フランス)
  • 150年:ホッキョククジラの平均寿命
  • 現在最高齢陸上動物(ジョナサン、セーシェルセマルゾウガメ)
  • 211歳:歴代最高齢哺乳類(ホッキョククジラ)
  • 400年:ニシオンデンザメの平均寿命
  • 現在最高齢脊椎動物(ニシオンデンザメ)
  • 1,000年:ウェルウィッチアの平均寿命
  • 3,000年:ヤレータの平均寿命
  • 100,000年:ポシドニア・オセアニカの平均寿命
  • 無限(不老不死)ベニクラゲ

ここまで、記事を読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また別の記事でお会いしましょう!

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