【DEF VIDEO】残酷な子育て「カッコウ」の托卵

DEF VIDEO

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本記事は、YouTubeチャンネル「DEF VIDEO」の文字起こし記事となっております。
このチャンネルは、地球上の様々なものごとをテーマに動画を配信しており、とてもわかりやすくまとめられています。

今回ご紹介する動画は「残酷な子育て『カッコウ』の托卵」です。

ぜひ、最後までご覧ください。

はじめに

カッコウ。

カッコウは、春から初夏にかけて繁殖のために日本にやってくる渡り鳥です。
童謡の題材にもなっており、日本においても親しみのある鳥です。
しかし、そんなカッコウには、人間から見ればなかなかエグい”ある習性”があります。

カッコウの”エグい”習性

それは、他の鳥に子供を育てさせる「托卵」をするというものです。

カッコウもほかの鳥と同様、卵は産みますが、産み落とすだけでそこからは何もしません。
卵を孵化させ大人に育て上げるのは全く関係のない鳥です。

では、一体どうやって自分の子どもをほかの鳥に育てさせるのでしょうか。

托卵の方法

実はカッコウは、ほかの鳥を騙して自分の子供を育てさせるのです。
しかもその方法は、非情かつ残酷なものなんです。

カッコウは繁殖期になると、オナガモズヨシキリといった小型の鳥に狙いを定めます。

そして、産卵直後のターゲットを見つけると、カッコウは少し離れた場所から巣の様子を伺います。托卵するチャンスを狙っているのです。

そして、ターゲットの親鳥が巣から離れたのを確認すると、カッコウは即座に巣に向かいます。

巣に着くや否や、すぐさま巣の中に自分の卵を産み落とします
卵を産み終えるとすぐに巣から離れますが、このとき巣にあった卵を1つ持ち去ります。これは数合わせのためです。

ここまでの一連の托卵の作業にかかる時間はわずか10秒

卵をすり替えられたことを知らない巣の親鳥が、異変に気付かずその卵を受け入れれば托卵は成功です。

カッコウが巧みなのは、卵の数合わせだけでなく、托卵する鳥と似た卵を産み落とすことです。
数も同じで見た目も似ているとなれば、その違いになかなか気づくことはできません。

托卵に気づかず仮親にされてしまった鳥は、自分の卵とともにカッコウの卵も懸命に温め、孵化させます。
カッコウの卵は孵化までにかかる時間が短く、大抵の場合、他の卵より早く孵ります。
そして、先に卵からかえった格好のヒナは、ここで驚きの行動を起こします。

托卵後のヒナがとる驚くべき行動

なんと、巣の中にある他の卵を1つ残らず巣から放り捨ててしまいます

この行動は仮親が運んでくる餌を自分一人で独占するためです。
カッコウのヒナは他のヒナより体が大きいため、より多くの餌が必要となります。
そのため、卵から孵ると他の卵を巣の外へ放り出す習性を持っているのです。
また、すでに他の卵が孵っていた場合は、そのヒナもすべて巣の外へ落としてしまいます。

こうして自分だけになったカッコウのヒナは、仮親から独占的に餌を与えられ、成長していきます。
しかし、成長するにつれて、どう見ても自分の子どもとは思えないヒナを、なぜ仮親が育て続けるのでしょうか。

鳥の”悲しき習性”とカッコウの”本能的行動”

それは、「一度受け入れた卵は疑わない」という、鳥が持つ悲しき習性があるからです。

こうしてカッコウのヒナは、独り立ちするまで仮親に献身的に育てられます。
一方、托卵された仮親は、自分の子どもをすべて殺された挙句、その敵である格好のヒナを立派な大人になるまで育てることになります。

托卵は、人間から見れば残酷でひどいものに見えます。
しかし、これはカッコウという鳥が種の存続のために進化させてきた本能的行動です。
事実、カッコウは体温の変動が大きく、自分で上手く卵を温めることができないため、托卵でしか子孫を残すことができません

おわりに

とはいえ、托卵される鳥も、托卵されてばかりでは自分たちが滅んでしまいます。
カッコウが卵を似せるなど、騙しのテクニックを進化させていく中で、托卵される側も、カッコウが巣に近づかないよう威嚇したり、托卵された卵を識別する能力を身につけたりと、その防衛本能を進化させています。

托卵する側とされる側、互いの種の存続をかけて今も熾烈な攻防が繰り広げられています。

それではまた。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
それでは最後に、今回ご紹介した動画の内容を以下にまとめます。

  • カッコウの子孫繁栄方法:托卵
    1. 小型の鳥の巣を托卵のターゲットとする
    2. ターゲットの親鳥が巣から離れると、すぐさま巣の中に産卵する
    3. 産卵後は数合わせのために巣から卵を持ち去って離れる
    4. 親鳥が巣の異変に気づかなければ托卵成功(10秒で完了)
  • 卵から孵ったヒナがとる行動
    • 巣の中にある他の卵をすべて放り捨てる
    • 他の卵が孵っていた場合は、そのヒナも巣の外へ落とす
    • 自分だけとなった巣の中で、仮親から餌を与えられ成長していく
  • 托卵が成功する理由
    • 鳥の持つ悲しき習性:一度受け入れた卵は疑わない
    • 托卵という方法も、カッコウの持つ本能的行動
    • 酒の存続をかけて、両者の間で熾烈な攻防が繰り広げられている

ここまで、記事を読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また別の記事でお会いしましょう!

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