【DEF VIDEO】「北極」と「南極」の違い

DEF VIDEO

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本記事は、YouTubeチャンネル「DEF VIDEO」の文字起こし記事となっております。
このチャンネルは、地球上の様々なものごとをテーマに動画を配信しており、とてもわかりやすくまとめられています。

今回ご紹介する動画は「『北極』と『南極』の違い」です。

ぜひ、最後までご覧ください。

はじめに

地球最果ての地、北極・南極

ともに極寒地であり、そこには厳しくも美しい、雪と氷の世界が広がっています。
しかし、同じ極地であっても、北極と南極はいくつもの違いがあります。

今回は、極地と呼ばれる「『北極』と『南極』の違い」をご紹介します。

相違点1:北極は海・南極は大陸

まずは、日本から南へ約14,000km。そこには、地球最後の秘境といわれる南極大陸があります。

南極大陸の面積は日本のおよそ37倍。
大陸の中に日本を置いてみると、その広さがわかります。

南極は、その広大な陸地の97%が厚い氷の塊「氷床」で覆われた、まさに氷の大陸です。

一方、日本から北へおよそ7,000km。地球の頂点に位置する北極があります。
北極は南極と違い、北極大陸というものはありません。
北極圏は3分の2が海であり、大陸は北極圏周囲にある一部で、そのほとんどが海です。

北極も分厚い氷に覆われたイメージがありますが、大部分は海に浮く海氷です。
北極と南極、一言で言うと「北極は海・南極は大陸」というイメージです。

相違点2:気温

2つの極地は、ともに気温の低い極寒の地ですが、実はこのように、気温に大きな差があります。

そう、南極は北極より圧倒的に寒いんです。

理由1:標高

その大きな理由の一つは標高の違いです。

北極はその大部分が海です。
海に浮かぶ海氷の厚さは最大でも10mほどです。

一方の南極は、大部分を占める陸地を分厚い氷床が覆っています。
この氷床の厚さは、なんと平均1,856mもあり、最も厚い場所では4,776m富士山よりも厚い氷が地表の上にあります。

このため、南極大陸の標高は高く、気温も北極よりぐっと低くなります。
ちなみに、この南極大陸を覆う分厚い氷は、地球上すべての氷の90%を占める量であり、そして、これは地球にある淡水のおよそ70%に相当します。

理由2:海流

南極の気温が低いもう一つの理由は海流です。

北極は赤道からの暖かい海流が流れ込むのに対し、南極の周囲には南極寒流という海流があり、これが周囲の暖かい海流を跳ね返してしまうのです。
それにともなって海の温度が下がり、地上の気温も低くなります。

両極地の気温差の原因は、このような理由があるからです。
ちなみに、南極では2010年に地球上の記録の中で最も低い気温が観測されました。その気温、驚異の-93.2度

相違点3:生息動物

環境に違いがある北極と南極ですが、生息する動物にも違いがあります。

まずは北極。北極圏は3分の2が海ですが、周囲にはいくつもの陸地があります。
北極圏の陸地は、南極より暖かく植物も多いため、数多くの動物が生息しています。
代表的な動物はホッキョクグマ・トナカイ・オオカミ・ジャコウウシ・ホッキョクギツネなどの陸上動物や、クジラ・アザラシ・シロイルカ・イッカクなど海洋哺乳類も多く生息しています。

ちなみに、北極を代表する動物であるホッキョクグマは地球最大の肉食獣でもあり、北極の食物連鎖の頂点に君臨しています。
体長約3メートル、雄は体重500kgを超えます。
ホッキョクグマは名前の通り北極に生息しており、南極にはいません。

一方の南極は、全土の98%が氷と雪で覆われた極寒の世界です。
しかも、南極大陸は非常に乾燥した環境でもあるため、生息する動物の種類も多くありません。
特に過酷な環境である陸地には、木は1本も生えておらず、主な植物は岩や地面に張り付いている苔類地衣類藻類です。
南極には、陸地を生活圏とする哺乳類は全くいません。

南極を代表するペンギンは鳥類であり、アザラシは海洋哺乳類です。
南極圏の海には、イルカ・シャチ・クジラなど、全部で23種類の海洋哺乳類が生息しています。
ちなみに、ペンギンは北極と南極両方に生息してるイメージがありますが、実は北極にはペンギンはいません。
ペンギンは南極をはじめとする南半球に生息しています。

相違点4:領土保有国

地球の一番北にある北極、そして南にある南極。この2つの極地はいったいどの国の領土なのでしょうか。

まずは北極ですが、北極圏は3分の2が海です。
そして、その周囲を大陸と島が取り巻いています。
陸地や領海の一部が北極圏にある国は、アメリカカナダデンマークアイスランドノルウェースウェーデンフィンランドロシアの8カ国です。

一方の南極は、実はどの国の領土でもありません。
南極は、南極条約によって「どの国も領土を主張しない」ことが決められています。
南極はこの南極条約のもと、国際協力の場として世界の国々が互いに協力しながら、現在も様々な調査活動が進められています。

共通点1:白夜・極夜

ともに極地でありながら、実は違いがいくつもある北極と南極ですが、共通することもあります。
その代表的なものが白夜極夜です。

北極圏と南極圏では、一日中太陽が沈まない白夜と、逆に一日中太陽が沈んだままの極夜という現象が起こります。
これは、太陽の軌道に対して地球の地軸が約23.4度傾いている影響で、太陽光が当たる限界緯度を超える、南極北極圏で起こる不思議な現象です。

白夜と極夜は、高緯度になるにつれてその期間も長くなり、北極・南極点では白夜と極夜は共に半年間も続きます。
極地点では昼と夜が1年かけてやってくるんです。

共通点2:オーロラ

北極と南極に共通することはもう1つあります。それはオーロラです。
実は、オーロラは北極と南極で同時に発生しています。

オーロラのその源は太陽にあります。
オーロラを起こす太陽風のプラズマ粒子は、北極と南極にほぼ同時に降ってきます。

このため、オーロラは両極でほぼ同時に発生し、よく似た動きをすることがあります。
オーロラの色は、高度と大気の成分によって変化し、その色合いは多種多様です。

2万kmも離れた両極地で同地に現れるオーロラ。その種類やメカニズムは未解明な部分が多く、まだまだ謎に包まれた神秘的な現象です。

おわりに

地球最果ての地、北極・南極

北極圏には大陸や島を領土とする国があり、そこには厳しい自然とともに生活する人々がいます。
一方の南極は、人の手が加わっていない、地球でただひとつの大陸です。

過酷な環境下である極地は、地球の異変が最も敏感に表れる場所であり、地球上で最も原生的自然環境が残された場所でもあります。
そして、人間が解明できていない地球の歴史と未来を解く鍵となる、人類最後のフロンティアです。

それではまた。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
それでは最後に、今回ご紹介した動画の内容を以下にまとめます。

  1. 北極は海・南極は大陸
    • 北極
      • 日本から北へ約7,000km
      • 北極圏の3分の2が海であり、大部分は海に浮かぶ海氷
    • 南極
      • 日本から南へ約14,000km
      • 面積は日本の約37倍、陸地の97%氷床で覆われている
  2. 南極は北極と比べて圧倒的に寒い
    • 年間平均気温(北極点:-18℃、南極点:-50℃
    • 理由1:南極は北極よりも標高が高い
      • 北極の氷圧:最大でも約10m
      • 南極の氷圧:平均1,856m、最大で4,776m
    • 理由2:南極には暖流が流れ込まない
      • 北極:赤道からの暖流が流れ込む
      • 南極:周囲を流れる南極海流が周囲の暖流を跳ね返す
  3. 北極には数多くの動物が生息するが、南極には動物がほとんどいない
    • 北極
      • 陸上動物:ホッキョクグマトナカイオオカミなど
      • 海洋哺乳類:クジラアザラシシロイルカなど
    • 南極
      • 海洋哺乳類:イルカシャチクジラなど
      • 植物:苔類地衣類藻類など
      • 南極には陸地を生活圏とする哺乳類が全くいない
  4. 領土保有国
    • 北極:米、加、丁、氷、諾、瑞、芬、露(陸地や領海の一部が北極圏にある国)
    • 南極:どの国も領土を主張しない(南極条約)
  5. 北極・南極では白夜・極夜が起こる
    • 白夜・極夜はともに半年間続く(昼と夜が1年かけてくる)
  6. 北極・南極ではオーロラが同時に発生する
    • 太陽風のプラズマ粒子が両極地に同時に降ってくる
    • オーロラの色合いなども両極地でよく似ている

ここまで、記事を読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また別の記事でお会いしましょう!

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